旧冨岡家住宅について

 旧冨岡家住宅はこれまでの調査などから、江戸時代中期の17世紀後半に建築されたものといわれています。
 昭和63(1988)年に東京外郭環状道路の建設に伴い、旧冨岡家住宅は部材として解体保存されました。
 平成15(2003)年11月3日に和光市の指定文化財となり、平成17(2005)年2月より復元工事が開始され、翌平成18(2004)年3月に完成しました。 

景観重要建造物指定

 和光市の指定文化財に指定されている新倉ふるさと民家園(旧冨岡家住宅)は、およそ300年前に創建されたと推定され、埼玉県内で最古の部類に入る歴史的価値の高い建造物であること。 また、当園は地域住民の憩いの場となっており、その文化的背景を残すことが強く望まれることから、平成26年1月に「景観重要建造物」に指定されました。
 

復元

 復元では建築当初の外観を採用し、囲炉裏が土間境にある、床の間の前身といわれる押し板がある、縁側がないといった特徴があります。
 

屋根棟(くれぐし)について


 「くれぐし」とは、一番痛みやすい屋根の頂部を土の重さと植物の根付きにより、風雨から守るための棟の造りです。
 棟の構造としては原初的であるため、時代背景を考え、くれぐしに復元され、 芝とユリ、あやめ類の球根を植えつけたのは、乾燥に耐えうる植物であり、あやめ類は火伏(火事除け)のお守りと信じられ、また、季節の花を植え、楽しんだとも言われている。